はじめに”りくくんを救う会”を立ち上げ、息子”りく”を救う為にご賛同、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

りくは妊娠中の経過も良好で健康に産まれ、2歳まで大好きなお兄ちゃんと共にありふれた日常の中で生活していました。

2歳の誕生日から2週間後の2017年11月1日
朝から熱があり夜中には複数回の嘔吐を起こしました。
数日前からお兄ちゃんが風邪をひいていたので移ってしまったのだろうと、翌日に小児科を受診し自宅で安静に過ごしていました。
が、夕方に自宅で”こわい、こわい”と痙攣を起こし状況は一変。
再び小児科を受診した際に意識を失い心臓、呼吸が停止し、救急車でさいたま市内の病院に運ばれました。

体の硬直が治らず、もう目を覚まさないかもしれないとも言われましたが、意識を失ってから5時間後私達の面会が許されるとすぐに目を開け大きな声で泣いてくれました。
しかし、安堵したのも束の間‥
先生から「心臓が大きいです。」と告げられ私達には何が起きているのか全くわかりませんでした。その後すぐに埼玉県立小児医療センターに搬送。

再び面会が許された時にはたくさんの点滴に繋がれ、食欲旺盛でふっくらしていたりくとは思えない小さな体で懸命に生きようとしていました。

翌日、埼玉県立小児医療センターで心筋症と診断されてからはめまぐるしい日々でしたが、りくの”生きたい!生きるんだ!”という強い想いのおかげで、たくさんの試練を乗り越え、弟を想うお兄ちゃんに後押しされ、更なる治療の為に東京女子医科大学病院へ転院することができました。

東京女子医科大学病院でりくは心室中隔が解離してできた、何も機能していない空間”偽腔”がある事がわかりました。
わかりやすく説明すると心臓の中に風船があるようなイメージです。
この偽腔を傷つけ破裂させてしまう恐れがある為、ペースメーカーや補助人工心臓を着ける事は出来ず、国内での移植待機は厳しいと判断し海外渡航移植を決意しました。

2018年8月、米国のアーカンソー小児病院から受け入れ可能の連絡をいただきました。しかし米国における心臓移植は非常に莫大な費用がかかり、健康保険などの公的サポートがない為、とても個人でまかなえる金額ではありません。誠に勝手なお願いではございますが、りくの命を繋げる為に、りくの帰りを信じてずっと頑張っているお兄ちゃんの為に、皆様の温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。

2018年10月2日
長岡 慧、志織